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塩ビシートについて

ダブルベイで販売している商品は
再生ビニールシート・ビニールマットが基本となっております。

ビニールマット「色どんでん」

【MEMO】
ダブルベイでは「ビニールシート」と「ビニールマット」は、
塩ビシートを、厚みで区別するために呼び分けています。

→ビニールシートとビニールマットの違いはこちら

硬質塩ビと軟質塩ビ

塩ビ製品を製造するときの最初の工程を大きく二つに分けると、
薄く平べったいシート状のものか、
パイプ、波板や雨樋など立体に成型されて作られるものになります。

私たちが取り扱っているのは、一般的に『塩ビシート』と呼ばれているもので、
パイプ、波板や雨樋などに使われる硬質塩ビではなく、軟質の塩ビで、もちろんシートです。

再生塩ビシート

塩ビシートの特徴のひとつは再生に向いている点です。
裁断や打抜き加工の際に、塩ビシートの端材が発生します。
通常なら廃棄処分となる軟質塩ビの端材も、高温で溶かして練り直すと、
ビニールシートの素材として蘇らせることができます。
天然資源の使用や廃棄物処理の環境負荷が抑えられる
再生塩ビシートは地球に優しい工業製品です。

端材の選別作業ただ、塩ビシートであれば何でも溶かしてしまえば使える、というわけではなく、
製品としての美しい再生塩ビを作るためには、端材の品質を見定めておく必要があります。
私たちは独自のルートとノウハウで、品質の良い端材を集めてストックしており、
一次品にもひけをとらない「再生品を超えた再生品」を目指しています。

カレンダー機で創り出す塩ビシートの表情

カレンダー機塩ビの色は、基本的にはもともとの端材の色を活かしますが、
練り直す工程で着色することもできます。

練り直した軟質塩ビに熱を加えながら圧延する機械(カレンダー機)を通します。
素材の状態などを見ながら、温度、圧力、巻き取りスピードといった機械的な要素を
職人の経験と勘をもって、細かくコントロールしていきます。
機械にセットした金属製シボロールを素材に押し当てることで、
表面に凹凸模様(エンボス)を付けます。
そうして様々な色、柄のついた表情豊かな再生塩ビシートが完成します。

塩ビシートの二次・三次加工

1. ラミネート(貼り合せ)
2. 裁断
3. 打抜き
4. ウェルダー(溶着)
5. スリッター加工


などがあります。

塩ビシートの用途

塩ビシートは、そのまま床や壁の養生シートとして使用されたり、
鞄・文具用品・デスクマットなど、様々な商品の素材として使用されています。

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